
船橋市が進める「ふなばしメディカルタウン構想」をめぐり、市立医療センターの移転計画の賛否を問う住民投票を求める署名活動が行われます。
署名活動を行うのは、市民団体「メディカルタウン構想を考える市民連絡会」です。
署名期間は2026年5月15日(金)から6月15日(月)までの予定で、船橋市立医療センターの移転計画について、市民の意思を確認する住民投票の実施を求める動きとなります。
船橋市立医療センターは、救急医療など地域医療の中核を担う施設です。移転計画は市民生活にも関わる大きなテーマであり、今後の動きが注目されます。
ふなばしメディカルタウン構想とは
ふなばしメディカルタウン構想は、船橋市の海老川上流地区で進められているまちづくり構想です。
船橋市の公式情報では、海老川上流地区について、市の中央部に位置し、中心市街地にも近く、東葉高速線が東西に走る地理的利点がある地区とされています。
この地区で、市立医療センターの移転建て替えや東葉高速線の新駅整備を核とした、新たなまちづくりが進められています。
市は、医療や健康をテーマとしたまちづくりとして、医療センターの移転建て替え、新駅整備、土地区画整理事業などを一体的に進める考えです。
一方で、医療センターの移転場所や事業費、災害時の安全性などをめぐって、市民の間ではさまざまな意見があります。
市民団体が住民投票を求める署名活動
今回の署名活動は、市立医療センターの移転計画について、住民投票で市民の意思を問うことを求めるものです。
市民団体「メディカルタウン構想を考える市民連絡会」は、5月15日から6月15日にかけて署名活動を実施する予定です。団体の発信では、署名活動に関する説明会なども行われています。
住民投票を実施するには、住民投票条例の制定が必要となるため、署名活動はその条例制定を求める直接請求に向けた動きとなります。
報道では、船橋市内の有権者の50分の1以上の署名を目指す内容として伝えられています。
医療センター移転計画で注目されている点
船橋市立医療センターは、救急医療や高度医療を担う市内の重要な医療機関です。
そのため、移転計画では単に建物を新しくするだけでなく、災害時の医療体制、アクセス、周辺道路、将来的な病院機能、財政負担など、幅広い点が注目されています。
船橋市の公式Q&Aでは、海老川上流地区のまちづくりに対する市の負担額について、土地区画整理事業や新駅建設に関する見込み額が示されています。一方で、市立医療センターの建て替えに対する市の負担額は、2026年3月時点で未定とされています。
また、船橋市立医療センターの公式ページでは、医療の進歩や変化を踏まえ、新病院の機能や規模を整理し、建て替え実施に向けた検討を行うために「船橋市立医療センター移転建替庁内協議会」を設置したことが説明されています。
今後の流れ
署名活動は、2026年5月15日(金)から6月15日(月)まで行われる予定です。
必要な署名数に達した場合、署名簿の審査などを経て、住民投票条例の制定を求める直接請求の手続きに進むことになります。
その後、条例案が市議会に提出される流れとなり、実際に住民投票を行うかどうかは、市議会での審議が大きな焦点となります。
市立医療センターの移転計画は、船橋市の医療体制やまちづくりに関わる大きなテーマです。署名活動の結果や市議会での動きなど、今後の展開が注目されます。
公式・参考情報
船橋市では、ふなばしメディカルタウン構想や海老川上流地区のまちづくりについて、公式サイトで概要やQ&Aを公開しています。
また、船橋市立医療センターの建て替えに関する情報は、船橋市立医療センターの公式サイトでも確認できます。
今回の住民投票を求める署名活動については、毎日新聞などでも報じられています。
▶︎ 毎日新聞「船橋市立医療センター移転計画、住民投票求め署名活動へ」
▶︎ 船橋市立医療センター「船橋市立医療センターの建て替え」
まとめ
船橋市立医療センターの移転計画をめぐり、住民投票の実施を求める署名活動が2026年5月15日(金)から始まります。
市立医療センターは、船橋市の救急医療や高度医療を支える重要な施設です。移転建て替えは、病院機能の更新だけでなく、海老川上流地区のまちづくり、新駅整備、災害時の医療体制、財政負担などにも関わる大きなテーマとなっています。
署名活動の期間は6月15日(月)までです。必要な署名数に達した場合、住民投票条例の制定を求める手続きに進む可能性があります。
今後、署名活動の結果や船橋市、市議会の対応などが注目されます。


